
       
      施設内外で「アクティビティのある空間」を切り出す
		  「まちづくりに関わる市民の裾野を拡げ、市民活動を支援して様々な協働の取り組みが展開されることが大変重要であり、市民が集い交流し、学び合う拠点施設が必要である」(甲賀市HPより)
 
		  周囲すべてに開いたこの施設は、市民のまちづくり活動そのものを主役として位置付ける、大きく自由な器である。
		  広大なみどりと、そらのすき間をルーバーで支えたフラットな屋根と木質のステージで切り取る。その屋根と床の間で、建物のなか・外部ステージ・2階テラスなど、様々な場所が関係し合い、市民のまちづくりが行われる「アクティビティのある空間」をつくり出す。